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13歳 / 女性 の症例
ビューホット(両側、マスク麻酔)
「思いっきり部活を頑張りたい。でも、汗をかいた後の匂いが気になってしまう…」。中学校に入学し、新しい生活に胸を膨らませる一方で、汗をかく機会が増えることへの不安を抱えるお子様は少なくありません。ご家族が匂いに気づかれていても、デリケートな問題のため、どうすれば良いか悩まれるケースもあります。
治療の経過
初診時のお悩み
小学校高学年の頃にご家族が匂いに気づかれ、ご本人も自覚されていました。中学校でテニス部に入部し、暖かくなるにつれて匂いが強くなったように感じたことから、親子でご相談にいらっしゃいました。周りのお友達も匂いを気にし始める年頃のため、「これから制汗剤を使おうかと考えていた」と話してくれました。私たちはまず、ご本人の不安と、親御様の心配の両方に耳を傾けます。
当日の施術内容
特に年頃のお子様の治療では、心と身体への負担をなくすことが最も重要です。当院では、痛みに配慮し、最初にマスク麻酔でお休みいただき、意識のないうちに局所麻酔を行ってから施術を開始しています。治療は画一的ではありません。施術前のデザインでは、毛が生えている範囲の中でも、診察で確認した特に匂いが強い箇所(この方の場合、右側がより強かった)を正確にマーキングし、そこへ的確にアプローチできるよう一人ひとりオーダーメイドで計画を立てます。
術後の経過
掲載している施術後の写真は、術後14日目のものです。皮膚にはまだ赤みや治療痕の点々が見られますが、これは回復過程における正常な反応です。この方のような標準的な肌色の場合、色素沈着のリスクも標準的と予測され、経過は順調でした。お肌の状態は、ここから数ヶ月かけてさらに落ち着いていきます。14日後の診察では、「治療前に比べて匂いは減ったが、まだ少し残っている感じがする」「テニス部で汗をかくので、匂いが再発しないか不安」と、正直な気持ちを話してくれました。このように、一度の治療で匂いが完全になくならない可能性や、その場合は追加の治療も選択肢になることを、私たちは正直にお伝えし、ご本人が安心して部活動に打ち込めるよう、今後も一緒に経過をみていきます。










