case018
16歳 / 女性 の症例
ビューホット
「普段、過ごしていて、自分でもにおいを感じていた」。それは、思春期の少女にとって、どれほど重く、辛い悩みだったでしょうか。大好きなバレーボールの練習に打ち込みたいのに、汗とともに強くなる匂いが気になってしまう。その深い苦しみから抜け出すため、ご家族と一緒に当院のドアを叩いてくれました。
治療の経過
初診時のお悩み
中学でバレーボールを始めてから、ご本人もご家族も匂いに気づかれました。診察では、客観的にも極めて強い匂い(++++)が確認され、これは当院でも年間数名いらっしゃるかどうかという、非常に重度な症例でした。私たちはまず、ご本人とご家族に対し、「このレベルの悩みを一度の治療でゼロにすることは、極めて難しいかもしれません」という厳しい現実を、誠実にお伝えすることから始めます。
当日の施術内容
重度の症例だからこそ、治療はより慎重に、かつパワフルに行う必要があります。当院では、痛みに配慮し、最初にマスク麻酔でお休みいただき、意識のないうちに局所麻酔を行ってから施術を開始しています。施術前のデザインでは、匂いの範囲を正確にマーキング。この方のように肌が地黒なタイプの場合、強い制汗剤の使用も相まって色素沈着のリスクも考慮し、丁寧な施術を心がけます。
術後の経過
掲載している施術後の写真は、術後14日目のものです。肌にはまだ回復過程の赤みが見られますが、懸念された色素沈着は最小限で、経過は順調でした。お肌の状態は、ここから数ヶ月かけてさらに落ち着いていきます。治療のゴールは、匂いを「ゼロ」にすることだけではありません。アンケートに書かれた「思う存分運動ができそうと思いました」という言葉。これこそが、私たちが目指すQOL(生活の質)の大幅な改善です。匂いのレベルが下がり、「自分は大丈夫かもしれない」と思えること。その心の変化が、彼女の未来を大きく変えるのです。「やってよかったです」という言葉が、その証明です。










