case029
34歳 / 女性 の症例
ビューホット(両側、マスク麻酔)
「接客業なので、年中無休で匂いが気になりながら仕事してたのがつらかったです」。それは、笑顔の裏に隠された、あまりにも深く、重い苦しみでした。お客様との距離、同僚の視線、そして自分自身が感じる匂い。そのストレスから解放される日を夢見て、ご自身の調査と、当院の実績を信じてご来院されました。
治療の経過
初診時のお悩み
今回ご相談いただいたのは、34歳の接客業の女性。小学生の頃に友人から指摘されて以来、長年悩んでこられました。診察では、客観的にも極めて強い匂い(+++)が確認され、これは重度の症例でした。私たちはまず、「このレベルの悩みを一度の治療でゼロにするのは難しいかもしれません」という現実と、「地黒の肌質のため、色素沈着のリスクがあること」を、誠実にお伝えすることから始めます。
当日の施術内容
重度の症例だからこそ、治療はより専門的なアプローチが求められます。当院では、痛みに配慮し、最初にマスク麻酔でお休みいただき、意識のないうちに局所麻酔を行ってから施術を開始しています。施術前のデザインでは、この方のように左右非対称な匂いの範囲を正確にマーキング。汗の量が多い(Dry→WET)ことも考慮し、匂いと汗の両方に的確にアプローチできるよう、オーダーメイドで計画します。
術後の経過
掲載している施術後の写真は、術後14日目のものです。予測された通り、皮膚には色素沈着がやや強く見られますが、これは回復過程における想定内の反応であり、数ヶ月という時間をかけて徐々に薄くなっていきます。アンケートには、私たちの心を揺さぶる、最高の言葉が書かれていました。「終わったあと、臭いのストレスが少なくなると思うと涙が出るくらい嬉しかったです」。年中無休で彼女を縛り付けていた重圧から、心が解放された瞬間です。「人の目を気にならなくなったことが嬉しいです」。その言葉が、新しい人生の始まりを告げていました。










