ニキビ撃退!美容皮膚科医が教える8つの効果的スキンケア方法


Skincare products and interior accessories lined up on a modern vanity table

みなさん、こんにちは。福岡美容皮膚科あやべクリニック院長の綾部誠です。今日は、多くの方々を悩ませている「ニキビの発生を未然に防ぐ又は悪化を抑えるための8つのスキンケア」について、お話ししたいと思います。

私も若い頃はニキビに悩まされ、鏡を見るのが怖かった時期がありました。でも、適切なケアを続けることで、今では自信を持って患者さんと向き合えるようになりました。

この記事では、私の経験と最新の医学的知見を基に、ニキビの発生を未然に防ぐ、または悪化を抑えるためのスキンケア方法をご紹介します。単なる表面的なアドバイスではなく、なぜそのケアが効果的なのか、どのように続けていけばいいのかまで、詳しくお伝えしていきます。

執筆者 綾部 誠
福岡美容皮膚科あやべクリニック院長。日本美容外科学会認定美容外科専門医。東京医科大学医学部を卒業後、久留米大学病院の形成外科医師として勤務。1997年に福岡美容皮膚科あやべクリニック開院。美容外科医として30年以上にわたり勤務した経験を活かし、情報発信を行っている。

1. 正しい洗顔 – ニキビケアの第一歩

The way you scoop water with your palm

ニキビケアの基本中の基本、それは正しい洗顔です。でも、これが意外と難しいんです。

私が若かった頃は、ゴシゴシ強く洗えば洗うほどキレイになると思っていました。今思えば恥ずかしい限りです。実は、そんな洗い方が逆効果だったんです。

正しい洗顔のポイントは、「優しさ」です。具体的には:

・33度のぬるま湯で顔を軽く濡らす

・マイルドな洗顔料を使う

・指の腹で優しく円を描くように洗う(ゴシゴシしない!)

・十分にすすぐ

・清潔なタオルで優しく押さえるように水分を拭き取る

この方法を続けると、肌が徐々に落ち着いてくるのが分かります。最初は「こんなに優しく洗って大丈夫?」と不安になる患者さんも多いんですが、大丈夫です。むしろ、優しく洗う方が効果的なんです。

洗顔料の選び方も重要です。アルコールフリーで、pHが弱酸性のものを選びましょう。顔の皮膚のpHが弱酸性だからです。泡立ちがよくて、すすぎやすいものがおすすめです。

成功例:

私の患者さんの中に、20代の男性Aさんがいました。彼は「とにかく強く洗わないと気が済まない」というタイプで、最初は私の助言を信じられないようでした。でも、1ヶ月間試してみると、驚くほど肌の調子が良くなったんです。「先生、もっと早く教えてくれればよかったです」って言われた時は、本当に嬉しかったです。

失敗例:

一方で、30代の女性Bさんは、洗顔を軽視していました。「忙しくて、夜はメイクしたまま寝てしまうことも…」と言っていたんです。結果、ニキビが悪化し、炎症も広がってしまいました。正しい洗顔の重要性を理解してもらい、習慣化することで、徐々に改善していきました。

長所:

・肌への刺激が少なく、バリア機能を保護できる

・過剰な皮脂や汚れを落とし、ニキビの原因を取り除ける

短所:

・効果が表れるまでに時間がかかることがある

・正しい方法を習得するまでに少し時間がかかる

出典
A single-blinded, randomized, controlled clinical trial evaluating the effect of face washing on acne vulgaris

2. 適切な保湿 – 意外と重要なニキビケア

次に大切なのが保湿です。「えっ、ニキビなのに保湿?」って思った方、多いんじゃないでしょうか。実は、ニキビができやすい肌って、意外にも乾燥していることがあるんです。

適切な保湿は、肌のバリア機能を高めてくれます。つまり、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐ効果があるんです。でも、ただ保湿すればいいってわけじゃありません。ニキビ肌に合った保湿剤を選ぶことが大切です。

おすすめは:

・オイルフリーの保湿剤

・ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)タイプ

・ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿効果の高い成分が含まれているもの

保湿剤は、朝晩の洗顔後に塗るようにしましょう。量は500円玉程度で十分です。

成功例:

最近の患者さんで印象に残っているのは、30代の女性Cさんです。彼女は「脂性肌だからべたつくので、保湿なんて…」と、長年保湿を避けていました。でも、適切な保湿剤を使い始めてから、驚くほど肌質が改善したんです。「先生、肌が生まれ変わったみたい」って喜んでくれて、私までうれしくなったことを覚えています。

失敗例:

一方で、20代の男性Dさんは、保湿の重要性を理解せず、洗顔後に何もつけていませんでした。その結果、肌が乾燥し、かえってニキビが悪化してしまったんです。適切な保湿を始めてからは、徐々に改善に向かいました。

長所:

・肌のバリア機能を強化し、外部刺激から肌を守る

・過剰な皮脂分泌を抑制し、ニキビの発生を予防する

短所:

・自分に合う保湿剤を見つけるまでに時間がかかることがある

・塗りすぎると逆効果になる可能性がある

出典
MOISTURIZER: WHY YOU MAY NEED IT IF YOU HAVE ACNE

3. 日焼け止めの使用 – 意外と知られていないニキビ対策

Close-up photo of a woman wearing a straw hat, with sunlight hitting her face

夏場は特に日焼け止めも、ニキビケアには欠かせません。「えっ、日焼け止め?」と驚く方も多いかもしれません。実は、紫外線はニキビを悪化させる重要な要因の一つなんです。

紫外線は肌の炎症を引き起こし、メラニン生成を促進します。つまり、ニキビ跡の色素沈着を濃くしてしまうんです。だから、ニキビ跡の色素沈着を防ぐためにも、SPF20の日焼け止めを毎日塗ることをおすすめします。

ただし、ここでも注意が必要です。ニキビ肌用のノンコメドジェニックタイプを選んでください。そうでないと、毛穴を詰まらせてしまう可能性があります。

成功例:

最近、10代の男子高校生Eくんを診ました。彼は野球部で、毎日外で練習していたんです。でも、日焼け止めを使っていなかったため、真っ黒に日焼けしてしまい、ニキビ跡の色素沈着が更に酷くなっていました。めんどくさがりの彼にはスプレー式の日焼け止めから使用を始め、徐々に日焼け止めを使用するのに慣れて行き、改善するまで6ヶ月かかりましたが、後に、「先生、顔色が明るくなりました!」と喜んでくれました。

失敗例:

20代の女性Fさんは、日焼け止めを塗るとニキビが増えると思い込んでいました。そのため、屋外での活動が多いにも関わらず、日焼け止めを使用していませんでした。結果、ニキビ跡の色素沈着が進行し、治療に時間がかかってしまいました。

長所:

・紫外線による肌ダメージを防ぎ、ニキビの悪化を予防する

・ニキビ跡の色素沈着を防ぐ

短所:

・毎日の使用が必要で、面倒に感じる人もいる

・合わない製品を使用すると、かえってニキビを悪化させる可能性がある

出典
Meeting the Challenges of Acne Treatment in Asian Patients: A Review of the Role of Dermocosmetics as Adjunctive Therapy

4. 清潔な環境づくり – 意外な盲点に注目

A set of clean white towels on the bed

ニキビケアで忘れがちなのが、肌を取り巻く環境の清潔さです。枕カバーやタオル、更にスマートフォンの画面など、日常的に肌に触れるものは、意外な細菌の温床になっています。

具体的には:

・枕カバー:週に2回は交換を

・タオル:毎日清潔なものを

・スマートフォン:定期的に消毒を

こうした小さな習慣が、ニキビの予防に大きな効果をもたらします。

失敗例:

30代の男性Gさんは、スマートフォンの画面を清潔に保つことの重要性を理解していませんでした。頬のニキビが一向に改善しないため、よく観察してみると、スマートフォンを当てる部分に集中していることが分かりました。スマートフォンの定期的な消毒を始めてからは、徐々に改善に向かいました。

長所:

・比較的簡単に実践でき、すぐに習慣化できる

・ニキビの原因となる細菌の繁殖を防げる

短所:

・日々の管理が必要で、忙しい人には負担に感じられることがある

・効果が表れるまでに時間がかかることがある

5. 適切な製品選び – 成分をチェック

3D display of molecular structure using the ball-and-stick model

ドラッグストアに行くと、たくさんのニキビケア製品が並んでいますよね。でも、沢山あり過ぎてどれを選べばいいか分からない…そんな経験、ありませんか?

ニキビケアに効果的な成分としては、サリチル酸やベンゾイルペルオキシドなどがあります。これらの成分が含まれた製品は、ニキビの予防や治療に効果があります。これらの成分の状況は以下の通りです:

1. サリチル酸:

日本では、濃度1%以下のサリチル酸は化粧品成分として認められており、多くのニキビケア化粧品に配合されています。

2. ベンゾイルペルオキシド:

日本では長らく医薬品としてのみ認可されていましたが、2018年に濃度2.5%以下のものが医薬部外品として承認されました。つまり、現在では一部の店頭販売可能なニキビケア製品にも配合されています。

ただし、これらの成分の濃度が高すぎると肌への刺激が強くなることもあるので、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。最初は低濃度のものから始めて、徐々に肌の様子を見ながら調整していくのが良いでしょう。

成功例:

40代の女性Hさんは、若い頃からずっとニキビに悩まされていました。彼女は「もう諦めていた」と言っていましたが、適切な製品選びと使用方法を指導したところ、2ヶ月後には見違えるほど肌が改善したんです。「先生、人生が変わりました」と涙ぐむ彼女を見て、私も胸が熱くなりました。

失敗例:

10代後半の男性Iくんは、早く治したい一心で、高濃度のベンゾイルペルオキシド製品を使い始めました。しかし、肌に合わず、かえって炎症を起こしてしまいました。適切な濃度の製品に切り替え、徐々に肌を慣らしていくことで、最終的には改善に成功しました。

長所:

・科学的に効果が認められた成分を使用できる

・症状に合わせて製品を選択できる

短所:

・自分に合う製品を見つけるまでに時間とコストがかかることがある

・間違った使用方法では効果が出ないか、逆効果になる可能性がある

6. 継続は力なり – ニキビケアの要

Hikers enjoying the view from the summit

最後に、そして最も重要なのが継続です。ニキビケアは、まるで盆栽の手入れのようなもので、毎日コツコツと手をかけ続けることで、少しずつ、でも確実に効果が表れてきます。

でも、正直なところ、継続は難しい。特に、すぐに効果が見えないと焦ってしまうものです。私の患者さんの中にも、「先生、一向に良くならないんです」と、少しずつ希望を失っていく方がいらっしゃいます。

そんな時、私はこう言います。「ニキビケアは、まるで山登りのようなものです。頂上に向かって一歩一歩進んでいくのですが、途中の景色はあまり変わらないように見えるかも

しれません。でも、振り返ってみると、ずいぶん高いところまで来ているんですよ」と。

確かに、ニキビケアの効果はすぐには現れません。1ヶ月、2ヶ月と続けていく中で、徐々に肌の調子が良くなっていくのです。だからこそ、毎日の記録をつけることをおすすめしています。写真を撮ったり、肌の状態を日記につけたりすることで、小さな変化も見逃さずに済みます。

成功例:

15歳の女の子Jさんは、思春期のニキビに悩み、学校に行くのも辛いと言っていました。彼女には、毎日の記録をつけることをお願いしました。最初は渋々でしたが、3ヶ月後、彼女が満面の笑みで診察室に入ってきたんです。「先生、見て!こんなに良くなったの!」って。その時の彼女の笑顔は、今でも忘れられません。記録を続けたことで、小さな変化に気づき、モチベーションを保つことができたんですね。

長所:

・確実に効果が表れる

・自分の肌の変化に敏感になり、より適切なケアができるようになる

短所:

・すぐに効果が現れないため、モチベーション維持が難しいことがある

・日々の努力が必要で、時間とエネルギーを要する

7. 食生活とストレス管理 – 内側からのアプローチ

ニキビケアは外側からのアプローチだけでなく、内側からのケアも重要です。特に、食生活の改善とストレス管理は見逃せないポイントです。

食生活では、次のような点に気をつけましょう:

・糖分や脂肪分の過剰摂取を控える

・野菜や果物など、ビタミンやミネラルが豊富な食品を積極的に摂る

・水分を十分に摂取する

また、ストレス管理も重要です。ストレスはホルモンバランスを崩し、ニキビを悪化させる原因になります。適度な運動や趣味の時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。

成功例:

30代の女性Kさんは、仕事のストレスでニキビが悪化していました。食生活の改善と、週2回のヨガを始めたところ、2ヶ月後には肌の状態が劇的に改善。「ニキビケアが、人生を見直すきっかけになりました」と語ってくれました。

長所:

・肌だけでなく、全身の健康にも良い影響がある

・長期的な効果が期待できる

短所:

・生活習慣の大きな変更が必要で、すぐには実践しづらいことがある

・効果が表れるまでに時間がかかることがある

8. 専門家への相談 – 適切なタイミングを逃さない

最後に、専門家への相談のタイミングについてお話しします。ホームケアで改善が見られない場合や、炎症が強い場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

皮膚科では、あなたの肌の状態を専門的に診断し、必要に応じて薬物療法や専門的な治療を行います。例えば、重症のニキビには内服薬を処方したり、ニキビ跡には特殊な治療を行ったりすることがあります。

成功例:

28歳の男性Lくんは、市販薬では改善しない重症のニキビに悩んでいました。思い切って皮膚科を受診したところ、適切な治療を受けることができ、1ヶ月後には劇的に改善。「もっと早く来ればよかった」と話してくれました。

失敗例:

35歳の女性Mさんは、「大人だからニキビなんて…」と恥ずかしさから受診を躊躇していました。しかし、症状が悪化して初めて受診したときには、既にニキビ跡が目立っていました。早期の受診の重要性を実感したケースでした。

長所:

・専門的な診断と治療を受けられる

・重症化を防ぐことができる

短所:

・費用がかかることがある

・通院の時間が必要

まとめ

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ニキビケアは、正しい洗顔、適切な保湿、日焼け対策、清潔な環境づくり、適切な製品選び、そして継続的なケアが基本です。さらに、食生活の改善やストレス管理も重要です。

明日から始められるアクションプラン:

1. 優しい洗顔を心がける

2. 肌に合った保湿剤を使用する

3. 日焼け止めを毎日塗る

4. スマホを清潔な状態に保つ

5. 食事に野菜を1品追加する

6. 就寝前にストレッチなどのリラックスタイムを設ける

そして、改善が見られない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

ニキビケアは一朝一夕には完成しません。でも、諦めずに続けることで、必ず道は開けます。美しい肌、そして自信に満ちた人生への第一歩を、今日から踏み出しましょう。

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