【ボルフォーマとは?】ボルニューマ×ハイフ同時施術の効果を徹底解説!
- 公開日: 2025/05/16 更新日:2025/07/10
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「たるみにはハイフ?それともボルニューマ?」「1回で両方受けたら、どんな変化があるの?」 そんな疑問を抱えている方へ。この記事では、当院スタッフが実際に“同日にハイフとボルニューマを受けた症例”をもとに、施術直後から1ヶ月後までの変化を、画像と動画、解析データを使って徹底解説します。
執筆者 綾部 誠
福岡美容皮膚科あやべクリニック院長。日本美容外科学会認定美容外科専門医。東京医科大学医学部を卒業後、久留米大学病院の形成外科医師として勤務。1997年に福岡美容皮膚科あやべクリニック開院。美容外科医として30年以上にわたり勤務した経験を活かし、情報発信を行っている。
ボルニューマ治療をご検討の方は下記のページをご覧ください。
まずは施術直後の変化を、立体的にご覧ください。
回転しながら見ることで、チークトップやフェイスラインの変化がリアルに実感できます。
続いて、施術から1ヶ月後の変化もご覧ください。
腫れが引き、より自然に定着したフェイスラインとチークトップの位置を、回転する3Dベクトラ動画でご確認いただけます。
目次
ハイフとボルニューマ、同時に受ける意味とは?
「どっちを先に受ければいいの?」「そもそも、両方やる必要ってあるの?」
こうした疑問は、多くの患者様が感じる“最初のつまずき”かもしれません。特に初めての施術の場合、「効果を最大にしたいけれど、無駄なことはしたくない」と思うのは当然のことです。
当院では、ハイフとボルニューマを同日に併用するという独自のアプローチを採用しています。その理由は明確です。それぞれが得意とする層が異なるからこそ、併用することで立体的に引き締めが可能となるのです。
ハイフ(HIFU)は、SMAS層と呼ばれる筋膜の深部まで超音波エネルギーを届けることで、筋膜を「点」で引き締める技術。一方ボルニューマは、真皮〜浅層脂肪にかけて「面」で熱を拡散させ、ふっくらとしたハリと肌質改善を促します。
私たちが実際に採用している方法は、「先にハイフで深部を加温してから、その上にボルニューマを重ねる」順番。この順番こそが、相乗効果の鍵です。
もちろん、必ずしも最初から両方を同時に受けなければならないわけではありません。
まずはハイフのみ、またはボルニューマのみからスタートし、その後に併用を検討する選択肢もあります。
ただ、今回ご紹介するように、両者を同日に併用することで、それぞれの特長を最大限に引き出し、より立体的かつ持続的なリフトアップ効果を狙えるため、当院ではこの併用施術をおすすめしています。
両者の作用の違いと、なぜ同時だと効果的なのか
ハイフは、狙った点にピンポイントで熱を加える“点加熱”。一方、ボルニューマは電極をスライドさせながら面全体を均一に温める“面加熱”。
それぞれが異なる層に、異なる拡がり方で熱を与えるため、併用することでより多層的で自然なリフトアップが可能になります。
特に30代後半〜50代の方では、「骨格的なたるみ」「脂肪の下垂」「皮膚自体の弾力低下」など複合的な要因が絡み合います。ハイフ・ボルニューマいずれか単独ではカバーしきれない層を、重ねて施術することで効果の“抜け”がなくなり、結果として変化を実感しやすくなるのです。
FAQ ハイフとボルニューマ同時施術
Q1. ハイフとボルニューマは、必ず同時に受けないと効果が出ませんか?
A1.
いいえ、必ずしも同時に受ける必要はありません。
当院では「先にハイフでSMAS層を温め、その上にボルニューマを重ねる」ことで、“点と面”の両方に働きかける相乗効果を狙っています。
ただし、初回から両方を同日に行うことに不安がある方や、まずは単独施術で試してみたい方には、ハイフまたはボルニューマのどちらか一方からスタートする選択肢もあります。
効果を実感した上で、併用をご提案することも可能です。
Q2. ハイフとボルニューマ、順番に意味はありますか?
A2.
はい、あります。
当院では「ハイフ→ボルニューマ」の順番で施術しています。これは、深い層(SMAS)をハイフで“点”加熱し、次に浅い層(真皮〜浅層脂肪)をボルニューマで“面”加熱することで、熱の分布が重ならず、より立体的にリフトアップできるからです。
逆の順番では、深部に届くエネルギーの効率が下がる可能性があるため、順番も重要な設計要素と考えています。
ハイフで深部を予熱する:SMAS層加温の映像証明
「ハイフって、どこまで熱が届くの?」「先にハイフをする意味ってあるの?」
そんな声にお応えするため、私たちは実際の施術中のサーモカメラ映像を用いて、“熱がどのように体内に伝わるか”を明らかにしています。
今回のケースでは、ハイフ施術前、顔面表面の温度は28.3℃。これは、顔にジェルを塗布しているため、熱がまだ入っていない状態です。
しかし、ハイフを照射し始めてわずか40秒後には、皮膚温が30.4℃まで上昇しました。
これは表面の数字にすぎませんが、実はこの“わずかな上昇”こそが深部で大きな温度変化を起こしているサインなのです。

開始時:28.3℃

40秒後:30.4℃
この画像のように、サーモカメラで可視化することで、見えない「熱の伝達」をリアルに実感していただけます。
ジェルを塗布した状態でハイフを施術した際に、皮膚表面が30〜32℃まで上昇している時、深部のSMAS層では50〜60℃に達していると推定されており、筋膜に熱収縮が生じ、たるみの土台から引き締まる反応が始まります。
この“深部予熱”があることで、次に重ねるボルニューマの熱エネルギーがさらに拡がりやすくなり、より効率的に真皮〜脂肪層に作用するのです。
ボルニューマの遠隔加温効果:対側の温度上昇
「ボルニューマを当てていない側まで、なんとなく温かい気がするんです」
施術を受けた患者さんから、こんな声をいただくことがあります。これは単なる感覚ではなく、実際にサーモカメラで“反対側の温度が上昇していることが確認されています。
今回の症例では、右頬にボルニューマを照射している最中に、左頬の皮膚表面温度が30.2℃から33.5℃へと上昇しました。
これは、熱が皮下を通って遠達している、つまり「面としての熱伝播」が起きていることを示しています。

開始時:30.2℃

左頬:33.5℃に到達
この現象が起こるのは、ボルニューマのエネルギーが皮膚の深部脂肪層から筋膜の浅層まで連続的に加温されていくためと考えられます。
右頬に照射した熱が、血流や組織間伝播を通じて左頬へも“じわりと拡がる”。これによって左右差が自然に整い、片側照射だけでも両側にリフト感が出ることすらあるのです。
この「遠隔加温効果」は、左右バランスの改善や自然なフェイスライン形成に寄与する、大変興味深く、そして臨床的に有効な現象です。
出典
Efficacy and Safety of Monopolar Radiofrequency for Treatment of Lower Facial Laxity in Asians
皮膚表面温度が40〜42℃に達した結果、深部温度は?
「温めると聞くと、やけどが心配……」
「でもしっかり熱が届かないと、効果も出ないのでは?」
このように、“効果”と“安全”の両立に不安を感じるのは、ごく自然なことです。
ボルニューマのような高周波(RF)機器では、皮膚の表面温度が約40〜42℃に達するとき、その下の真皮や脂肪層では55〜60℃の深部温度に達していると推定されています。これは、これまで数々の論文でも支持されてきた生理的な熱伝導の法則に基づいています。
実際に当院で行ったサーモカメラによる検証では、施術開始時29.1℃だったジェル塗布後の皮膚表面温度が、約5分半後には41.0℃に到達していました。

開始時:29.1℃

5分35秒後:41.0℃
この温度帯は、まさにコラーゲンが収縮し、再構築が始まる最適な領域とされています。
同時に、当院では表面温度を適切にモニタリングしながら施術を行っているため、43℃を超えるような“熱傷リスク”は回避されており、安全性にも十分に配慮しています。
言い換えれば、この温度管理のもとで行われるボルニューマは、“焼かずに効かせる”という理想的な温熱治療であり、即時的な引き締めと、1ヶ月後以降のハリ感アップの両方を狙えるのです。
FAQ サーモカメラを用いたハイフとボルニューマの併用効果の可視化
Q1. サーモカメラの温度上昇は、実際に効果と関係があるのですか?
A1.
はい、深く関係しています。
たとえばハイフ施術では、サーモカメラで皮膚表面温が**28.3℃→30.4℃**に上昇することが確認されていますが、この“わずかな上昇”こそが、深部SMAS層における50〜60℃の熱収縮反応が起きている兆候なのです。
この深部の“予熱”によって、続けて行うボルニューマがさらに効果的に働き、真皮や脂肪層への熱伝播がスムーズになります。
サーモ画像で「見える化」されるこの変化は、治療効果の根拠のひとつとして非常に重要です。
Q2. なぜ片側しか当てていないのに、反対側も温かくなるのですか?
A2.
それは「面加熱」と「熱の伝播効果」によるものです。
ボルニューマでは、片側の頬にRFエネルギーを当てている最中、反対側(未照射側)にも温度上昇が起きることがあります。
実際にサーモカメラでは、左頬に照射中、右頬の温度が30.2℃→33.5℃まで上昇した症例が記録されています。
これは、皮下を通じて熱が“ゆっくりと横に広がる”現象であり、左右バランスが自然に整ったり、片側照射でも両側に効果が出る理由にもなっています。
患者さんが感じる“なんとなく温かい”という体感は、実は科学的にも裏付けられた反応なのです。
ボルニューマとハイフ施術直後の変化
正面から見る変化

左右差・チークトップ(写真A)
写真Aをご覧ください。施術直後に撮影されたこの正面画像では、チークトップの位置が施術前よりも明らかに上昇し、左右のバランスも整っています。右頬のたるみが改善され、顔全体が引き締まった印象に変化しています。頬のふっくら感を保ちつつ、自然なリフトアップが感じられる仕上がりです。
左45度から

フェイスライン・チークトップ(写真B)
写真Bは左斜め45度の角度から見た施術直後の様子です。フェイスラインのもたつきが軽減され、頬の立体感が美しく際立っています。特に下顎から耳にかけてのラインが滑らかになっており、顔全体の重心が引き上がって見えます。横顔に自信が持てる変化です。

あご下ラインの整い(写真C)
写真Cは左側面の画像です。注目すべきはあご下のライン。施術前に比べ、顎下の余白がすっきりとし、フェイスラインがシャープになっています。首元との境界も明瞭になっており、たるみの軽減が視覚的にわかります。
ボルニューマとハイフ施術直後の体積変化カラーマップ

むくみを含めた即時変化 正面(写真D)

むくみを含めた即時変化 左45度(写真E)

むくみを含めた即時変化 左側面(写真F)
むくみを含めた即時変化写真D〜Fは、VECTRAによる体積変化カラーマップです。青く表示された頬部は体積の増加を示しており、これは施術直後の浮腫と、皮膚深部の熱によるハリの出現が合わさった結果といえます。フェイスラインや口元には黄色〜オレンジの体積減少も見られ、引き締めが即時に起こっていることがわかります。
ボルニューマとハイフ施術直後のベクトルマップ

引き上げ方向と皮膚の動き 正面(写真G)

引き上げ方向と皮膚の動き 左45度(写真H)

引き上げ方向と皮膚の動き 左側面(写真I)
写真G〜Iは、施術直後の皮膚の動きを示すベクトルマップです。矢印は皮膚の移動方向を表しており、特に頬外側から上方、フェイスラインに沿った引き締めの動きが確認できます。リフトアップが単なる印象ではなく、構造的に起きていることが視覚的に証明されています。
ボルニューマとハイフ施術直後の石膏モデルで見る立体変化

施術直後 石膏 左45度(写真S)
写真Sは施術直後の石膏モデルです。陰影からも明らかなように、チークトップの位置やフェイスラインの輪郭が変化しています。3D的な視点からも、施術の立体的効果が明瞭に可視化されており、静的な写真とは異なる安心感と説得力をもたらします。
FAQ:ボルニューマとハイフ施術直後の変化
Q1. 本当に1回でフェイスラインに変化が出るんですか?
A1.
はい、実際に施術直後から変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
特にVECTRAによるベクトルマップ(写真G〜I)では、頬外側から上方へ皮膚が引き上がっている様子が可視化されており、リフトアップが「印象」ではなく「構造的」に起きていることが証明されています。
さらに、体積変化カラーマップ(写真D〜F)でも、フェイスラインや口元に体積減少=引き締めの反応が見られ、1回の施術でも“見える変化”を捉えることが可能です。
Q2. むくみで変化して見えるだけではありませんか?
A2.
とてもよいご質問です。施術直後は、確かに一時的なむくみ(浮腫)が出ることがありますが、それだけではありません。
VECTRAの**体積カラーマップでは、頬部に青=体積増加(浮腫)**が見られる一方で、口元やフェイスラインには黄色〜オレンジ=体積減少が現れています。これは、単なるむくみでは説明できない引き締め効果を示しています。
“ふっくら”と“引き締め”の両方が起きているのがボルニューマの特長であり、それを正確に視覚化するのがVECTRA解析なのです。
ボルニューマとハイフ施術後1月後の変化
正面から見る定着

ハリと左右バランス 施術1月後 正面(写真J)
写真Jをご覧ください。施術1ヶ月後の正面画像では、施術直後のふっくらとした印象を保ちつつ、フェイスラインがより洗練された形に整っています。特に右頬の左右差が改善され、顔全体のバランスが取れて見えるのが特徴です。
左45度から

自然なボリュームと引き締め 施術1月後 左45度(写真K)
写真Kでは、施術直後よりも腫れが引き、頬のボリュームが落ち着いた印象になっています。それでもチークトップは高い位置をキープしており、フェイスラインのシャープさが一段と際立っています。自然な引き締まり感が強調されています。
左側面から

輪郭の明確化と首元の影 施術1月後 左側面(写真L)
写真Lでは、横顔の輪郭に注目です。あご下のたるみが改善され、首元との境界が明瞭に。施術前に比べて“顔が小さく見える”という印象を持つ方も多く、1ヶ月を経て“本来のフェイスライン”が定着してきていることが分かります。
ボルニューマとハイフ施術1月後の体積変化カラーマップ

体積変化カラーマップ 施術1月後 正面 (写真M)

体積変化カラーマップ 施術1月後 左45度 (写真N)

体積変化カラーマップ 施術1月後 左側面 (写真O)
写真M〜Oは、腫れが引いた後の体積変化カラーマップです。施術直後のむくみが引き、体積が適正に分布している様子がわかります。頬部にふくらみが残る一方で、フェイスラインや口角周辺の体積が軽減されており、メリハリある輪郭への変化が視覚的に表れています。
ボルニューマとハイフ施術1月後のベクトルマップ

施術1月後 ベクトル画像 正面 (写真P)

施術1月後 ベクトル画像 左45度 (写真Q)

施術1月後 ベクトル画像 左側面 (写真R)
写真P〜Rでは、矢印の向きが引き続き上方・外側へ向かっており、引き上げ方向が維持されていることが確認できます。リフトアップが一過性のものではなく、構造として“定着”している様子が読み取れます。
ボルニューマとハイフ施術1月後の石膏モデル

施術1月後 石膏 左45度(写真T)
写真Tは、施術1ヶ月後の石膏モデルです。フェイスラインや頬の高さに注目すると、施術直後よりも洗練された陰影が確認できます。施術の効果が“落ち着いて形になる”過程を、立体的に示す証拠となっています。
FAQ:ボルニューマとハイフ同時施術1ヶ月後の変化
Q1. ボルニューマやハイフの効果は、いつまで続くんですか?
A1.
一般的に、施術から1ヶ月後が“効果の定着”の第一段階とされます。
VECTRAのベクトルマップ(写真P〜R)では、施術直後と比較しても引き上げ方向の矢印が上方・外側へ維持されていることが視覚的に確認でき、リフトアップ効果が一過性でなく“構造的に保持されている”ことを示しています。
また、石膏モデル(写真T)では、頬の高さやフェイスラインに洗練された陰影が定着しており、「自然で上品な変化」が1ヶ月を経て形になっていることが分かります。
Q2. 腫れが引いたら元に戻ってしまうのでは?
A2.
いいえ、ご安心ください。
施術直後に見られる“ふっくら感”は一部むくみも含みますが、1ヶ月後のVECTRA体積カラーマップ(写真M〜O)を見ると、むくみが引いた後にメリハリのある輪郭が残っていることが分かります。
頬には自然なふくらみが残りつつ、フェイスラインや口角周辺では体積が軽減され、「ぼんやり」から「シャープ」へと輪郭が整うプロセスが明確に見て取れます。
つまり、“一度腫れて戻る”のではなく、“変化が落ち着いて本来の形に整っていく”のが特徴です。
ハイフとボルニューマ、それぞれの強みを比較
熱エネルギーの深達度・作用層の違い

| 家の部分 | 解剖学的対応 | ラベル案 (日本語/英語) | 補足説明 |
| 屋根(外観) | 皮膚表面 | 皮膚(Skin) | 見える部分、治療表面 |
| 2階部分 | 浅脂肪層(Superficial fat) | 浅脂肪層(2階) Superficial fat layer (2nd floor) | 柔らかく、表情とともに動く層 |
| 梁・床・天井(階の間) | SMAS(筋膜) | SMAS(構造の中枢) SMAS (Support Layer) | 支持構造、表情筋と連動する |
| 1階部分 | 深脂肪層(Deep fat) | 深脂肪層(1階) Deep fat layer (1st floor) | 固定性が高く、たるみの出発点 |
| 基礎 | 骨・筋肉 | 骨格・筋肉(Foundation) | 最下層、深部固定構造 |
私は顔の構造を、よく“2階建ての家”に例えて説明します。
1階が深脂肪層。ここは建物でいえば土台のような部分で、ほとんど動かず安定している“支持脂肪層”が存在します。そして、1階と2階の間には、SMASという“1階の天井であり家の梁と2階の床に該当する部分”のような構造物が存在します。そして2階が浅脂肪層。ここは表情とともに動きやすく、触れると柔らかさを感じる層です。
若い頃は、この1階の深い脂肪層(支持脂肪層)がしっかりしていて、家全体(顔全体)の構造が安定しています。しかし、年齢を重ねると、この1階の支持脂肪層自体にゆるみが生じてきてしまい、それによって上にある2階部分がズレてきてしまう──それが“たるみ”の始まりなのです。
この構造に基づけば、まず最初にすべきは“1階(深層)を締め直す”こと。そこで役立つのがハイフ(HIFU)です。ハイフはSMAS層や深脂肪層にしっかり熱を届け、構造を“芯”を引き締めてくれます。ピンポイントで高密度の超音波熱を集中的に照射することで、深層組織に小さな熱凝固点をつくり、リフトアップを促すという仕組みです。1回ごとの変化が実感しやすく、積み重ねることで引き締め効果がより強化されていきます
一方、ボルニューマは“2階の調整役”ともいえる役割を担っています。表層から浅脂肪層にかけての範囲に面状に熱を届けることで、肌のハリや弾力、質感を整えていく治療です。こちらは“焼かない”温熱療法であり、熱の刺激によってコラーゲンの生成を促し、ふっくらとしたハリのある肌へと導きます。そのため、定期的な施術を通じて“肌を育てる”ようなイメージで続けていただくのが理想的です。
地震対策で家の1階を補強してから2階を整えるように、お顔もまずはハイフで深部から引き締め、そのうえでボルニューマで表層をケアする──この順番が、私たちが“両方を同日に受ける意味”と考える大きな理由です
出典
The Superficial Musculoaponeurotic System: Does It Really Exist as an Anatomical Entity?
即効性と持続性:どちらがどう効くのか?
ハイフは“筋膜”に作用するため、即効性のある引き締め感が特徴です。対してボルニューマは“肌質や脂肪層”に作用するため、数週間かけてじわじわと変化していく持続力が魅力。併用することで、“瞬間的な変化”と“後からの実感”の両方を得られるのです。
施術の痛み・ダウンタイム・価格などの違い
どちらもダウンタイムはほとんどありませんが、ハイフの方が“ピリッ”とした焦点刺激を感じやすい傾向があります。ボルニューマは、温かく心地よい刺激として感じる方が多く、肌質が敏感な方にもおすすめです。料金体系や施術時間はクリニックごとに異なるため、カウンセリング時に詳細をご案内しています。
FAQ:ハイフとボルニューマの違いに関するよくある疑問
Q1. ハイフとボルニューマ、どちらを先に受けた方が効果的ですか?
A1.
理論的にも、施術体験からも、「ハイフ→ボルニューマ」の順番が理想的です。
なぜなら、ハイフは“家の構造”でいうところの1階(深部)=深脂肪層やSMASを引き締める役割。まずはたるみの土台を整える必要があります。
その上にボルニューマで2階部分(浅脂肪層〜皮膚)を均一に温め、ハリや肌質を整えることで、下から支え、上から仕上げる立体的なアプローチが可能になるのです。
Q2. ハイフとボルニューマ、それぞれどんな実感の違いがありますか?
A2.
ハイフは、筋膜層に働きかけるため、施術直後から“キュッと引き締まる”ような即効性のある感覚を得られやすいです。一方ボルニューマは、真皮や浅脂肪層に熱をやさしく拡げ、2〜4週間かけて“じわじわ”と肌のハリや質感が整っていくのが特徴です。
つまり、ハイフは“瞬間の実感”、ボルニューマは“後からの変化”。併用することで、即効性と持続性の両方を得られるのが最大の魅力です。
ボルニューマとハイフ同時施術体験ストーリーと医師の所見
施術を受けたスタッフの感想

施術当日〜1ヶ月後の心境の変化 「今回施術を受けたのは、当院のスタッフである38歳の看護師です。仕事柄、美容施術に対する関心は当然高く、日々患者様と接する中でも、自分自身のエイジングケアについて深く意識していました。年齢とともに頬のたるみやフェイスラインのもたつきが目に見えて気になり始め、鏡を見るたびに『このままではいけない』という思いが強くなっていたそうです。
施術を受ける前は、ハイフについては当院でも5年以上前から導入しており、本人も患者様に施術を行ってきた経験があったため、痛みに対する不安はほとんどありませんでした。しかし、患者様に対してより正確に伝えるために、ハイフとボルニューマそれぞれの痛みの違いを自分の言葉で説明できるようにする目的で、今回施術を受けることを決意しました。とはいえ、ここまで目に見える効果が出るとは本人も予想していなかったようです。
「直後に鏡を見たとき、チークトップが明らかに上がっていて、フェイスラインがシュッと引き締まったのを感じました。これまでいろいろな施術を試してきたけど、こんなに“すぐに変わる”と感じました」と驚きと喜びを語ってくれました。
さらに、1ヶ月後には、『久々に会った友人に「痩せた?」と聞かれるくらい自然に変わっていて、自分でもフェイスラインのシャープさがキープされているのを感じました。腫れが引いたあともリフトアップ感が続いていて、施術を受けて本当に良かったと思っています」と、自然な変化と満足感を実感している様子でした。
最初の不安から、施術直後の感動、1ヶ月後の満足感へと心境が変化していったリアルな体験談は、施術を検討している方にとって大きな安心材料となるはずです。
今回の体験は、美容医療に携わる看護師としての専門的な視点も含まれていますが、施術前の不安、施術直後の変化への驚き、そして1ヶ月後の自然な仕上がりへの満足感は、一般の患者様にとっても十分共通する感覚だと思います。実際に、同じような年齢層やお悩みを持つ多くの方々にも、この施術の効果を実感していただいています。
医師の目線で診た変化

施術直後の写真とベクトラ解析データからは、チークトップの高さが明らかに上昇し、フェイスラインの左右差も大きく改善されていました。体積変化カラーマップでは頬部のハリ感が、ベクトルマップでは皮膚が上方へ引き上げられる動きが可視化され、構造的な変化が客観的に裏付けられています。
しかも、施術直後にもかかわらず、顔全体の仕上がりは自然で、極端な違和感や不自然な張り感は一切見られませんでした。
ダウンタイムもほとんどなく、施術後すぐに日常生活に戻れる点も、患者様にとって大きな安心材料となります。
このように明確な効果を引き出すためには、施術前の診断が極めて重要です。ボルニューマやハイフを施術する医師の立場として常に心がけているのは、浅い脂肪層と深い脂肪層、それぞれの状態を医学的に正確に診断することです。時に、患者様は<流行りの施術>を希望されることがありますが、それが適していなければ、どれだけ施術を行っても満足のいく結果は得られません。年齢だけにとらわれず、必ず診察を受け、医学的根拠に基づいた明確な治療方針を立てることが、理想的な結果への近道だと私は考えています。
さらに1ヶ月後には、施術直後に比べて腫れが落ち着き、リフト効果がより自然に、かつ持続的に現れていました。フェイスラインは一層シャープになり、顔全体の印象も軽やかになっていることが確認できました。腫れが引いた後も違和感なく、むしろ“自分の顔が引き締まった”という自然な感覚が得られることが、この併用治療の大きな魅力の一つです。
今回の症例は、ハイフとボルニューマを同日に施術することで、複数層へのアプローチが同時に実現できることを示す好例となりました。特に30代後半〜50代の方で、“たるみだけでなく、肌質改善も目指したい”という方には、この併用治療を強くおすすめしたいと思います。
FAQ:体験談と医師の視点
Q1. スタッフさんの施術後、本当に見た目が変わったんですか?
A1.
はい、明らかに変化が見られました。施術を受けた当院スタッフ(38歳女性看護師)は、「直後にチークトップが上がって、フェイスラインがシュッとした」と語っており、鏡を見て“自分でも驚くほどの変化”を感じたそうです。
さらに1ヶ月後には、「痩せた?」と周囲に聞かれるほど、自然で違和感のないリフトアップが持続しており、本人も非常に満足していました。
このようなリアルな体験談は、初めて施術を検討される方にとっても、安心と希望につながるはずです。
Q2. 医師の立場から見ても、本当に意味のある併用なんですか?
A2.
はい、医師の目から見ても非常に理にかなった併用施術です。
ボルニューマとハイフを同日に行ったこの症例では、施術直後からチークトップの上昇やフェイスラインの左右差改善が明確に現れており、ベクトラのカラーマップやベクトルマップによって構造的変化が可視化されています。
さらに1ヶ月後には腫れが引き、仕上がりがより自然に定着し、フェイスラインのシャープさも増していました。
医師として特に重視しているのは、患者さんの脂肪層の状態を医学的に診断し、**“深部と浅層の両方に無理なくアプローチできる組み合わせ”**として、この併用は非常に有効であると考えています。
まとめ ボルニューマとハイフは“補完し合う”からこそ、同時施術が意味を持つ
- ハイフは“深部”を引き締め、構造の土台を整える
SMAS層や深脂肪層に作用し、たるみの根本となる「土台のゆるみ」にアプローチ。点状に熱を届けて“構造からリフト”する。 - ボルニューマは“表層”にハリとツヤを与え、肌質を整える
真皮〜浅脂肪層に面状に熱を拡げ、コラーゲン生成を促進。肌を“育てるように”ふっくら感となめらかさを引き出す。 - 順番にも意味がある:「ハイフ→ボルニューマ」の順で施術
先に深層を加温することで、ボルニューマの熱エネルギーが効率よく表層に拡がる。まるで「1階を補強してから2階を整える」建築的なアプローチ。 - 両者の“点と面の熱”が多層に働きかけることで、効果の“抜け”がなくなる
たるみ・脂肪・肌質など、年齢により複合化する悩みに対し、1回の施術で全層的に対応できる。 - 即時効果と持続効果、両方を感じられる“ハイブリッド治療”
ハイフで“直後に引き締まる”、ボルニューマで“1ヶ月かけて肌が整う”。それぞれの持ち味を最大限に活かせるのが「同時施術」ならではの魅力。 - サーモカメラ・ベクトラ解析・石膏モデルなどで“可視化された証拠”がある
科学的エビデンスに裏付けられた熱伝播と皮膚の引き上げが、効果の信頼性を補強している。 - 実際の症例でも、直後から1ヶ月後にかけて自然な変化が定着
当院スタッフの症例では、「直後に引き締まり」「1ヶ月後には“痩せた?”と声をかけられた」ほどの自然な変化が実感された。 - 医師の視点でも「診断に基づく層の把握」が併用効果を左右する
どちらを優先するかは「流行」ではなく、脂肪やSMASの状態で決定されるべき。だからこそ、併用には診断力が欠かせない。
その他のボルニューマ情報
ボルニューマ単体の効果・症例解説については下記のページをご覧ください。
ボルニューマによる治療の効果に関する不安や疑問、治療効果を最大限に引き出すうえで重要なポイントについては下記のページをご覧ください。
高周波治療におけるボルニューマの痛みの少なさや、その仕組みに関する情報は、下記のページをご覧ください。
ボルニューマ以外のたるみ治療について、各治療の仕組みやボルニューマとの比較は下記のページをご覧ください。
ボルニューマ治療をご検討の方は、下記のボルニューマ施術総合ページをご覧ください。
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