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AYABE CLINIC / CARE GUIDE

人との距離・密室がつらい相談前に知っておきたいこと

人との距離・密室がつらい方へ

この悩みでは、においそのものだけでなく、電車やバスで腕を上げる場面、エレベーターや車のような逃げにくい空間、近距離で相手の反応が気になる瞬間などで不安が強くなりやすいです。満員電車や狭い空間で、相手の反応が気になってしまう方も少なくありません。

まずは、どの距離・どの場面がいちばんつらいのかを客観的に整理するところから始めて大丈夫です。距離や密室の悩みは、症状だけでなく気持ちのしんどさも含めて相談してよい内容です。

人との距離や密室での不安を静かに連想させる guide image

距離や密室の悩みは、においそのものだけでなく、逃げにくい空間や相手の反応を気にし続けてしまう負担とも重なりやすいです。

言葉にする前

カフェの席で、テーブルを挟んだ相手の前髪が揺れた瞬間、思わず腰が浮きそうになりました。 「ねえ、ちょっと近くで」、そう言いかけて言葉を飲み込まれた夜がありました。 すれ違いざまに、息を止める癖がついていました。 自分のにおいが、どれくらい届いているのか、誰にも教えてもらえないまま。 誰かに、数えてもらえたら、と思える日が、ようやく来ました。

綾部 誠 医師より

人とすれ違うとき、自分のにおいが相手に伝わっているのではないか。その恐怖の根底にあるのは、自分のにおいが数値としてどれくらい強いのか分からない曖昧さです。 光にはルクス、音にはデシベルという単位があります。けれど、においには世界共通の単位がありません。 そこで当院では、制汗剤を七日間完全に断った状態での「においが拡散する距離」を基準に、独自のレベル判定を行っています。 ご自分の顔の距離で分かる程度なら「レベル10」。テーブルを挟んだ向こう側まで届くなら「レベル100」。部屋に入った瞬間に分かる強さなら「レベル1000」と定義しています。 ビューホットなどの切らない治療は、一回の施術でにおいの総量を約九割減らすことができます。レベル10の方なら1に、レベル100の方なら10に、レベル1000の重度の方なら100に。 ご満足いただくために必要な治療の回数を、診察で個別に判定し、隠さずお伝えします。 すれ違いざまに息を止めたり、人の目を気にして縮こまる時間が、もう必要のないものに変わるまで、一緒に整えていきます。

距離や密室でつらい方へ

まずは、いま気になっていることに近い項目から読んでください。

電車やバスで腕を上げるのが怖くなるのは、どんなときですか?

つり革を持つような場面で脇が相手に近くなると、自分の体質が周囲に伝わってしまうのではないかという不安が強くなりやすいです。

エレベーターや車のような逃げにくい空間では、何がつらくなりやすいですか?

距離が近いままその場を離れにくいため、相手の表情や反応を気にし続けてしまい、においへの不安が強くなりやすいです。

近い距離で話すとき、本人はどんなふうに苦しくなりやすいですか?

会話の内容よりも相手の反応が気になってしまい、自分のにおいのことを考え続けてしまうため、言葉が出にくくなったり気持ちが張り詰めたりしやすくなります。

周囲の反応が気になり始めると、日常ではどんな工夫をしてしまいがちですか?

人と距離を取ろうとしたり、電車や車の位置を気にしたり、不自然に脇を閉める姿勢になったり、対策を何度も繰り返したりして、かえって疲れやすくなることがあります。

服装でにおいを隠そうとして、逆に悩みを強めている人には、どんな傾向がありますか?

においを隠そうとする意識が強いほど、服装や姿勢の選び方まで制限されやすくなり、『できるだけ目立たないようにする』こと自体が負担になっていることがあります。

密室や近距離が苦手な人は、どんな整理をすると少し安心しやすくなりますか?

『どの空間がつらいのか』『相手の反応とにおいのどちらがいちばん気になるのか』を分けてみると、自分のしんどさを言葉にしやすくなります。

『周りの反応が全部気になる』というときは、何を最初に整理するとよいですか?

電車なのか、車なのか、近距離会話なのかなど、特に不安が強くなる場面を先に分けてみると、相談前にも負担の中心を共有しやすくなります。

自己臭不安が強いのではと心配なときは、どう考えればよいですか?

気にしすぎかどうかだけで判断するよりも、距離や空間のどこで生活がしんどくなっているのかを見ていくほうが整理しやすいです。

距離や密室の悩みは、生活にどんな影響として出やすいですか?

通勤や移動、人との会話、座る位置や服装の選び方まで影響が広がり、毎日の気疲れとして積み重なりやすいです。

相談前にいちばん大切なのは、何を決めておくことですか?

治療を急いで決めることよりも、どの距離や空間がいちばんつらいのか、何を少しでも軽くしたいのかを整理しておくことが大切です。

相談の前に整理しやすい流れ

いきなり予約を決めなくても大丈夫です。順番に整理していけます。

STEP 1

どの距離や空間がいちばんつらいかを整理する

STEP 2

相手の反応と自己臭不安の重なりをみる

STEP 3

近距離会話や移動場面の負担を確認する

STEP 4

距離や密室の不安をQOLの問題として扱う

距離や密室の悩みは、症状と気持ちの両方を整理してはじめて軽くなることがあります。

ご相談の前に、院長 綾部 誠 の歩みもお読みいただけます。

→ 綾部 誠 院長について

ビューホット治療について

この入口に近い方々の集計データもご覧いただけます。

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症例の読み物 と ご判断の材料

症例モーダルと同じ本文を、ページ本体にも静かに置いてあります。スクリーンリーダーや検索エンジンからも、本文をそのまま読み取れるようにするためです。

症例の読み物(第一部)を読む
街を歩いている。 向こうから、人が来る。 すれ違う、その一瞬。 息を、そっと止めている自分に気づく。 すれ違ったあとも、つい、振り返って確かめたくなる。 そんな小さな瞬間を、毎日、たった一人で抱えてこられた方がいらっしゃいました。 その方は、三十二歳の女性。 人とすれ違うたびに、心の中で、同じ問いが浮かぶ。 いま、気づかれなかっただろうか。 あの人は、本当は分かっていて、気づかないふりをしてくれたのではないか。 ご家族に、においなんてしないよ、と言われても、その言葉を、どうしても信じきれない。 ここで、ひとつだけ、申し上げておきたいことがあります。 あなたが本当に怖いのは、たぶん、においそのものではありません。 心のどこかで、もう気づいておられる。 それでも、気のせいであってほしいと、願っておられる。 その二つの気持ちが、同じあなたの中で、毎日せめぎ合っている。 この、確かめたいのに確かめたくない揺れこそが、すれ違いの恐怖の、本当の正体です。 気づいておられることも、認めたくないことも、どちらも、責められるものではありません。 両方とも、あなたの本当の気持ちです。 私は、そのどちらも、否定するつもりはありません。 そのうえで、長く診てきた者として、ひとつ、お話ししておきたいことがあります。 においを気にして過ごす方の多くは、制汗剤やデオドラントを、片時も手放せずにいらっしゃいます。 やめたら、毎日が立ち行かない。 仕事も、人と会うことも、こわくてできなくなる。 だから、やめられない。 それは、だらしないからではありません。 やめられないということ自体が、ご自分のにおいと、もう何年も、正面から向き合ってこられた証なのです。 気づかないふりをして、生きてこられたのではない。 誰よりも気づいたうえで、それでも毎日を手放さずに、ここまで歩いてこられた。 私は、そう受け止めています。 —— 長く悩んでこられた方ほど、治療と聞くと、まず身構えられます。 痛いのではないか。 眠っているあいだに、何をされるのか分からないのが、怖い。 この方も、痛みには弱い、とおっしゃっていました。 その不安があるから、踏み出せずにいた —— そういう方を、私は数えきれないほど診てきました。 当院の施術は、眠っている間に終わります。 最初に、マスク麻酔を行います。 お顔にやわらかくマスクをあて、呼吸をすると、麻酔ガスのために、ほどなく自然に眠くなってきます。 そのまま、すっと寝てしまう。 意識のないうちに、次の局所麻酔の注射を済ませてから、施術に入ります。 気がつくと、もう終わっています。 痛みに弱い方ほど、ここはどうか、私にお任せください。 —— ここで、ひとつ、医学のお話をさせてください。 あなたの恐怖が、なぜこれほど大きく見えるのか、ということです。 光には、明るさをはかるルクスという単位があります。 音にも、大きさをはかるデシベルという単位があります。 けれど、においには、世界のどこにも、共通の物差しがありません。 自分のにおいが、どれくらいなのか。 誰にも、そして自分自身にも、測れない。 測れないものは、心の中で、際限なく大きく育っていきます。 ですから当院では、まず、においに輪郭を与えるところから始めます。 お話を伺う前に、脇にガーゼをはさみ、しばらく時間を置いて、においをそこへ移していただく。 ご本人の不安そのものではなく、そうして移った現物を、私が確かめます。 正体の分からないものに、ちゃんと形を与える。 測ってみれば、においは、際限のないものではありませんでした。 ひとつの、終わりのある、向き合えるものへと変わっていきます。 —— そのうえで、正直に申し上げておきたいことがあります。 においの強さには、人それぞれに幅があります。 一度の施術で落ち着く方もいれば、もともとが強く、二度、三度と必要になる方もいらっしゃいます。 肌の色によっては、施術のあと、一時的に色が濃く見える時期があることもあります。 これは、回復の途中で通る、正常な経過です。 ひと月、ふた月とたつうちに、肌は静かに落ち着いていきます。 都合の悪いことこそ、聞かれる前に、こちらから先に申し上げる。 三十五年、私はそうやって、診察室で人と向き合ってきました。 においに輪郭を与え、できることとできないことを正直に伝え、見通しまでお話しする。 それは、においという不安を、ただ小さくするためだけの作業ではありません。 私がこの三十五年で繰り返し見てきたのは、その不安に形が与えられたとき、人の表情が、ふっとほどけていく瞬間でした。 すれ違うたびに止めていた息を、止めなくてよくなる。 振り返って確かめる癖が、いつのまにか消えている。 腋臭症の治療は、においを下げるだけのものではありません。 人を気にせず、ただ歩いていられる。 その、あたりまえの毎日を、お返しするための治療だと、私は思っています。 —— もう、すれ違いざまに、息を止めなくて構いません。 人の目を気にして、縮こまらなくて構いません。 急いでお決めになる必要もありません。 まずはお話を聞かせていただくだけでも、構いません。 あなたのペースで、お待ち申し上げます。
ご判断の材料(第二部:治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)を読む

第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)

ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。

これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。


高周波による腋臭症治療について

当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。

この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。

大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。

ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。

診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。


治療内容・費用・リスクについて

ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。

治療内容

腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。

36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。

当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。

麻酔方法

当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。

マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

標準的な費用(税込)

  • ワキガ治療(両わき):385,000円
  • 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
  • 男性の合計費用:418,000円

上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。

においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。

治療期間・回数の目安

相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし

においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。

治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。

術後の生活について

シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。

施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。

施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。

主なリスク・副作用

痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。

針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。

局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。

麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。


未承認医療機器について

ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。

未承認医療機器である旨

ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

入手経路について

ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。

国内の承認医療機器の有無について

同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。

ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。

本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。

公的救済制度について

本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。

なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

次に確認するときの入口

ここでは結論を急がず、症例を見ながら「自分はどこが近いのか」を落ち着いて確認していきましょう。

次は距離や密室の悩みに近い症例を見ながら、どの空間や距離がいちばんつらいのか確認できます。

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