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AYABE CLINIC / CASE GUIDE

人との距離・密室がつらい

汗の多さが強く、ボトックスも経験されていた40歳の方

40歳女性多汗症ボトックス経験

においだけでなく多汗症状も強く、これまでの治療経験を踏まえて相談された症例です。

40歳女性。重度の多汗症があり、ボトックス治療歴あり。汗量そのものへの悩みが強く、持続性や生活面の希望を確認しながら方針を検討した症例です。

症例の読み物

暑い日。 運動のあと。 人前で、ふと緊張した瞬間。 そんなとき、噴き出すように汗が出て、強い匂いを伴い、洋服には、すぐに大きな汗染みができる。 そんな毎日を抱えてこられた方がいらっしゃいました。 その方は、四十代の女性。 中学生の頃から、匂いを自覚してこられました。 汗拭きシートや制汗剤を毎日使い、洋服の選び方にまで、気を配る。 夏が近づくたびに、その負担が、また重くのしかかってくる。 過去には、別の治療を受けられたこともありました。 けれど、その効きめは長く続かず、しばらくすると、また元の悩みに戻ってしまう。 そうやって、期待しては戻ることを、繰り返してこられた。 ですから、当院に来られたときも、半分は期待し、半分は、また同じではないかと、案じておられた。 その両方の気持ちを、私は、否定するつもりはありません。 —— この方の場合、汗そのものと、匂いと、その両方に悩んでこられました。 当院では、匂いのもとになる深い汗腺だけでなく、汗のもとになる浅い汗腺にも届くよう、加減を調整しながら施術します。 汗と匂いの両方に悩んでこられた方への、私たちなりの答えです。 —— ここで、施術のあとのことを、最初に、正直にお話ししておきます。 施術の直後に、まだ匂いが残る、むしろ強くなった気がする —— そう不安を感じられる方がいらっしゃいます。 これは、失敗ではありません。 施術のあと、皮膚には、小さなかさぶたができます。 そのかさぶたが、いったん蓋のようになり、体の中にまだ残っていた汗が、内側にとどまることで、起きる現象です。 ですから、こわがらずに、指の腹で、やさしく洗ってください。 蓋が自然にとれ、とどまっていた汗が流れ出ていきます。 その後の経過は、診察で一緒に確かめていきます。 傷にさわるのがこわいからと洗うのを控えると、かえって、その時期が長引いてしまう。 清潔にしていただくこと。 それが、いちばんの近道です。 —— そのうえで、正直に申し上げておきたいことがあります。 匂いが、まったくのゼロになる、というわけではありません。 それでも、長年、毎日のように積み重ねてこられた、ケアそのものの重さが、軽くなっていく。 私がこの治療でお返しできるのは、そういう、日々の負担からの解放だと思っています。 —— 汗と匂いの両方に悩んでいらっしゃる方がいます。 過去に治療を試して、戻ってしまった経験のある方がいます。 毎日のケアに、長く疲れていらっしゃる方がいます。 ご相談だけでも、構いません。 施術のことだけでなく、そのあとの経過と、お手入れの仕方まで、最初から、誠実にお伝えします。 毎日のケアの重さから、少しずつご自分を解き放っていくこと。 それが、私たちにお手伝いできることだと思っています。

ご判断の材料(治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)

第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)

ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。

これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。


高周波による腋臭症治療について

当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。

この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。

大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。

ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。

診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。


治療内容・費用・リスクについて

ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。

治療内容

腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。

36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。

当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。

麻酔方法

当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。

マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

標準的な費用(税込)

  • ワキガ治療(両わき):385,000円
  • 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
  • 男性の合計費用:418,000円

上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。

においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。

治療期間・回数の目安

相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし

においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。

治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。

術後の生活について

シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。

施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。

施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。

主なリスク・副作用

痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。

針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。

局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。

麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。


未承認医療機器について

ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。

未承認医療機器である旨

ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

入手経路について

ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。

国内の承認医療機器の有無について

同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。

ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。

本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。

公的救済制度について

本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。

なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

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ここで読んだ内容はそのまま引き継がれます。結論を急がず、相談前に整理しておくとよいことを確認できます。