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ビューホットについて

最初に決めることは、施術方法ではありません。 施術方法は、ご自分が納得して選ぶための、判断材料です。

このページは、その材料をひとつずつお伝えするために用意しました。 仕組み、施術の流れ、起こりうること、費用を、順にご覧いただけます。

今日この場で決めていただく必要はありません。 読んで、ご自分のペースで考えていただくためのものです。

ビューホットの仕組みを示すイラスト。極細の針を皮膚の深い層に刺し、針を引き戻しながら各深さ(4.0〜6.0mm)でアポクリン汗腺に高周波の熱を加える様子を表した図。

ビューホットは、においのもとになるアポクリン汗腺に、高周波の熱で働きかける治療です。 脇を切らずに、ごく細い針を皮膚の下に届かせ、その先から高周波を流します。

においのもとは、汗そのものではありません。 アポクリン汗腺という汗腺から出た汗に、皮膚の菌が働くことで、においが生まれます。 ビューホットは、このアポクリン汗腺に直接熱を加えて、においのもとそのものに働きかけます。

ビューホットの先端の針部分をチップと呼び、その針は患者さんお一人お一人ごとに使い捨てとし、決して使い回しはいたしません。

針は一本ずつ、プラスの電極とマイナスの電極が交互に並んでいて、隣りあう針の先に電流を流すことで、ねらった一点に熱を届けます。

広い面ではなく、ねらった点に熱を加えるので、においのもとがある深さや位置に合わせて、細かく調整できます。 このアポクリン汗腺は、数や大きさ、深さが人によって異なります。 においが強い方ほど、汗腺の数は多く、一つひとつも大きく、より深いところにまで存在します。 だから、どのくらいの強さで、どの深さ・角度に針を届かせるかを、においの強さや汗の量、皮膚の厚さに合わせて、お一人ずつ、診察で見極めて変えていきます。

ここからは、実際の施術が、どのように進むかです。

ご相談は、人目に触れない個室で施術に納得されるまでじっくりお聞き致します。 看護師とご一緒に施術室へ入り、準備を整えます。

準備が整うと、看護師の呼びかけで院長が入室します。 はじめに、治療する範囲の長さと幅を、院長・看護師・ご本人の三人で、施術範囲を一緒に確認いたします。 確かめた範囲は、点線で囲み、鏡でご本人にもご覧いただきます。

においは、とてもデリケートなお悩みです。 においの強い場所を正しく見きわめるため、制汗剤は施術の一週間ほど前から控えていただきます。 そうすることで本来のにおいが出て、どこが強いかがはっきりします。 デリケートなお悩みだからこそ、起きている間に強い場所を確かめる役は、女性の看護師が担います。 院長は、患者さんがマスク麻酔で眠られたあと、においの強い部位を、改めて確かめます。 確かめた場所には印をつけ、施術のときの目印にします。

ここまで整ってから、施術に入ります。 施術は、マスク麻酔のもとで行います。 口もとのマスクから、酸素・笑気・セボフルランという三種類の混合ガスを、ゆっくりと吸っていただきます。 これらを吸っていただくことで、施術のあいだは、しっかりと眠っていただけます。 およそ90秒で眠りに入り、目が覚めるころには、施術は終わっています。 眠るときも、目が覚めるときも、院長と看護師がそばで付き添います。

お子さんが受けられる場合は、親御さんにギリギリまでいっしょにいていただけます。 院長はお子さんの頭の上で麻酔をかけます。 右側には当院の看護師が、左側には親御さんが寄り添います。 親御さんには、お子さんの手を握って、眠りにつくまで見守っていただきます。 お子さんが眠ったあとは、いったんお部屋を出ていただき、目が覚める前に、また左側へ戻っていただきます。 そうすることで、お子さんは、眠るときも目が覚めるときも、左に親御さんがいる安心の中で過ごせます。

施術そのものは、院長が一人ひとり、自分の手で行います。

ビューホットの針は、表面が電気を通さない膜でおおわれ、いちばん先の0.3ミリだけが、熱を伝えます。 この熱を伝える先端の長さには、チップごとにわずかな違いがあります。 そこで院長は、照射の前に、生理食塩水で湿らせたガーゼに針を当てて電流を通し、どの針も同じように熱を伝えるよう、状態をそろえてから使います。 この下準備こそ、仕上がりを左右する一番のコツだと院長は考えています。

照射は、いちばん深い6.0ミリまで針先を届かせ、その先にだけ熱を加えるところから始めます。 そこから針を少しずつ引き戻しながら、浅いところへと、順に熱を加えていきます。 こうして、においのもとがある深さの範囲すべてに、むらなく熱を行きわたらせます。 何回に分けて、どの深さまで加えるかは、においの強さや汗の量、皮膚の厚さに合わせて、お一人ずつ変えていきます。

においの強い部位ほど、ていねいに進めます。 そうした部位は、汗腺が深くまであるぶん熱が届きにくく、皮膚がふっくらとして見えます。 院長は拡大鏡で皮膚の様子を確かめながら、熱がしっかり行きわたったかを、一か所ずつ見きわめていきます。

同じ機器を使っても、どこに、どれだけの熱を加えるかは、こうした見極めの積み重ねです。 だからこそ院長は、準備から照射まで、最初から最後まで、自分の手で行います。

施術のあと、患部に赤みが出たり、かさぶたができたり、色素沈着が起こることがあります。 においが強い方ほど、しっかりと熱を加える必要があるぶん、赤みやかさぶたは出やすくなります。 もともと肌の色が濃い方は、色素沈着が起こりやすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、赤みやかさぶたは、おおよそ1〜3か月のうちに、少しずつ引いていきます。 色素沈着は、それより時間がかかることがありますが、月日とともに少しずつ薄くなり、目立たなくなっていきます。

患部が一時的に硬くなったり、突っ張ったように感じたりすることもあります。 これも、時間の経過とともに和らいでいきます。

施術のあと数日のあいだは、痛みが出る可能性がゼロではありません。 激しい痛みではなく、必要なら痛み止めのお薬でやわらげられる程度のものです。 痛み止めや抗生物質のお薬は、当院からお渡しします。

日常生活については、当日からシャワーを浴びていただけます。 湯船につかる入浴も、わきがお湯につからないようにすれば、当日から可能です。 ただし、いずれの場合も、3日ほどは患部を強くこすらないようにしてください。 軽い運動は翌日から、激しい運動は3〜5日ほど控えていただきます。 施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたって赤みが落ち着いてからにしてください。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、状態が落ち着いてからご案内します。

ビューホットについて(ご確認ください)

この情報は、ビューホットについてご自身で詳しく知りたいと思われた方に向けて掲載しています。

治療の内容  においのもとになるアポクリン汗腺に、直接高周波の熱で働きかける治療です(くわしくは上の説明をご覧ください)。

費用(税込)  ワキガ治療(両わき) 385,000円  男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます。 男性の合計費用は418,000円です。  表示価格に、処置代・麻酔代・カートリッジ代・お薬代をすべて含みます。

主なリスク・副作用  赤み・かさぶた・色素沈着、一時的な硬さや突っ張り、施術後数日の痛みが出ることがあります(くわしくは上のリスクの説明をご覧ください)。

この機器について  ビューホットは、国内では薬機法上の承認を受けていません。  入手経路:韓国の Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通じて個人輸入しています。  国内に、同じ効果を持つ承認された医療機器はありません。  海外では、韓国(MFDS)で承認され、欧州ではCEマークを取得しています。  万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。  未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

お問い合わせ・ご相談  電話:0120-072-557(受付 9:30〜18:00)

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

読んでもなお、ご自分の場合はどうなのか、整理しきれない問いが残るかもしれません。

相談は、その問いを一緒に整理するための場です。 受けると決めてからではなく、決める前の整理として、お使いください。

気になることが残っていましたら、一度お気軽に、ご相談ください。