AYABE CLINIC / CARE GUIDE
他院治療後の再発・修正相談
再相談では、今の症状だけでなく、これまで期待してきた分だけ不安や不信感が強くなっていることが多いです。
一度治療したあとでも、汗とにおいのどちらがいちばんつらいのかを整理し直すことが出発点になります。

再相談では、前回の治療歴や今いちばん気になっていることを、持参資料も含めて落ち着いて整理し直すことが出発点になります。
言葉にする前
一回目の治療を受けた際、これでもう、自由になれると、信じた日がありました。 数ヶ月後、同じにおいが、同じ場所に、静かに、戻ってきました。 二回目の治療を終えたあとも、滝のように出る汗を、私は止められませんでした。 着替えのできる場所を、どこに行っても、まず探すようになっていました。 制汗剤で肌が荒れても、明日の予定が、私から制汗剤を手放させてくれませんでした。 周りが「気にならない」と言ってくれても、その言葉を信じる力が、もう残っていませんでした。 もう一度、誰かを信じて、治療台に上がってもいいのだろうか。 それでも、この十数年を、ここで終わらせたい、と思えるようになりました。
綾部 誠 医師より
度重なる治療と、長く続く制汗剤との生活を、これまで支えてこられた時間が、長くあったのだと思います。 過去の治療で十分な結果に至らなかったのは、貴方の体質や努力の問題ではなく、解剖学的な理由があります。 におい治療では、アポクリン腺が皮膚の深い層にあるため、その深さまで的確に届かなかった場合、汗腺が残って数ヶ月後に再発することがあります。 また、過去の手術の瘢痕が、結果として汗腺を守る盾のように働いていることもあります。これは経験を重ねた診察で初めて見えてくるものです。 同じにおいへの恐怖が長く続くと、脳は身を守るために、自分のにおいを過剰に拾い続けるようになります。これは脳の自然な反応で、貴方の鼻が壊れているわけではありません。 三度目、四度目の治療を求めて来られた方を、これまで診察室で何人も拝見してきました。皆さま、深い疲労と、それでも諦めきれない希望の両方を抱えていらっしゃいました。 当院では、過去の治療範囲と現在のにおいの分布を、診察で一枚の図として重ね合わせ、深さと範囲を一からご一緒に設計し直します。 「今度こそ」と申し上げる代わりに、なぜ前回までで届かなかったのかを、まずは隠さずお伝えします。
再発や修正相談を考えている方へ
まずは、いま気になっていることに近い項目から読んでください。
一度ほかで治療したのにまだ気になる人は、どんな気持ちで再相談に来られることが多いですか?
一度治療を受けたのにまだ気になる方は、『もうどう考えればよいのか分からない』『次も同じだったらどうしよう』という不安を抱えながら、最後の相談先を探すような気持ちで来られることが多いです。
『再発なのか、最初から残っていたのか分からない』という人には、どう整理して説明しますか?
時間がたってまた気になる場合でも、処置した部分が元に戻ったと決めつけるのではなく、最初から残っていた可能性や、当時どこまで治療が届いていたかも含めて経過を整理していきます。
修正相談の人には、最初に何を聞くと全体像がつかみやすいですか?
修正相談では、まず汗がいちばん気になるのか、においがいちばん気になるのか、そして今どちらが生活の負担として大きいのかを確認することが出発点になります。
何回か治療を受けている人ほど、不安が強くなるのはどうしてですか?
期待して治療を受けた経験が複数あるほど、『また同じ結果になるのではないか』という不安が積み重なりやすく、次の相談にも慎重になりやすいからです。
相談の前に整理しやすい流れ
いきなり予約を決めなくても大丈夫です。順番に整理していけます。
STEP 1
過去に何を受けたかを整理する
STEP 2
汗主体かにおい主体かを確認する
STEP 3
再発か残存かを経過で見直す
STEP 4
もう失敗したくない気持ちを前提に進める
修正相談では、前回までの経験を否定せず、そのうえで何が残っているかを丁寧に見直すことが大切です。
この入口に近い方々の集計データもご覧いただけます。
症例の読み物 と ご判断の材料
症例モーダルと同じ本文を、ページ本体にも静かに置いてあります。スクリーンリーダーや検索エンジンからも、本文をそのまま読み取れるようにするためです。
症例の読み物(第一部)を読む
ご判断の材料(第二部:治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)を読む
第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)
ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。
これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。
高周波による腋臭症治療について
当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。
この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。
大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。
ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。
また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。
診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。
なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。
治療内容・費用・リスクについて
ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。
治療内容
腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。
36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。
当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。
麻酔方法
当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。
マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。
標準的な費用(税込)
- ワキガ治療(両わき):385,000円
- 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
- 男性の合計費用:418,000円
上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。
においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。
治療期間・回数の目安
相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし
においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。
治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。
術後の生活について
シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。
施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。
施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。
日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。
施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。
主なリスク・副作用
痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。
色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。
針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。
局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。
麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。
実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。
未承認医療機器について
ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。
未承認医療機器である旨
ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
入手経路について
ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。
国内の承認医療機器の有無について
同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。
ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。
本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。
公的救済制度について
本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。
なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。
この入口の症例は、個別ページでも読めます。
次に確認するときの入口
ここでは結論を急がず、症例を見ながら「自分はどこが近いのか」を落ち着いて確認していきましょう。
次は再発や修正相談に近い症例を見ながら、過去の治療歴や残っている悩みをどう整理していくか確認できます。

