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AYABE CLINIC / CASE GUIDE

他院治療後の再発・修正相談

切開やミラドライのあとも不安が残っていた53歳の方

53歳女性切開後ミラドライ後

過去に複数の治療歴があり、最後の修正相談として来院された症例です。

53歳女性。30年前の切開治療、4年前のミラドライ治療歴あり。過去治療の影響をふまえ、瘢痕や残存感への配慮が必要だった修正症例です。

症例の読み物

こんなことで、相談していいのかな。 ずっと、心の中で、そう思いながら、我慢してこられた方が、いらっしゃいます。 30 年。 それは、長い、長い、歳月でした。 —— ご相談に来られたのは、53 歳の女性でした。 これまでに、二度、異なる方法で、治療を受けてこられました。 それでも、運動した後や、外出から戻ってきた時、ふと匂いが気になる瞬間が、長く続いてきました。 —— もう、これ以上どうしようもないのかもしれない。 そう、心の中で、何度も思われたかもしれません。 そんな中、当院にご相談くださったきっかけを、こう話してくださいました。 ネットで、先生の話を見て。 長い歳月の最後に、ご自身で、丁寧に情報を探し、当院をお選びくださった。 施術前のご不安は、こうでした。 「こんなことで相談していいのかなって、ずっと我慢していた」。 —— ここで、正直にお伝えしておかなければならないことがあります。 過去に、わきに手術を受けた経験のある方の皮膚は、とてもデリケートになっています。 私たちは、過去の治療範囲や傷跡の状態を、慎重に診察します。 過去の治療では届かなかったかもしれない場所も含めて、今、匂いが気になる箇所を、ていねいに見極めていきます。 過去の治療が、無駄だったということではありません。 その都度、ご本人はできることをしてこられました。 そのうえで、今できることを、ご一緒に考えていきます。 医療に、絶対はありません。 すべてをゼロにすると、お約束することもできません。 できることと、できないことを、最初から誠実にお伝えします。 —— 当院では、最初にマスク麻酔でお休みいただきます。 意識のないうちに、必要な麻酔と施術を進めていきます。 施術の後に、頭が少し重く感じられることもあります。 そうした経過も含めて、丁寧にご説明し、お見送りします。 —— 施術の後、ご本人が書いてくださった言葉は、繊細で深いものでした。 変わっていったのは、匂いに向き合う日常そのものでした。 以前は、ふとした瞬間に気にしていた。 その気にする時間が、軽くなっていく。 私たちが大切にしているのは、その静かな変化です。 —— 「こんなことで、相談していいのか」と、誰にも話せないまま長く抱えてこられた方がいます。 私たちは、その我慢の時間を尊重します。 どれほど長くても、その重さに、まず耳を傾けます。 ご相談だけでも、構いません。 お一人で、お越しいただけます。

ご判断の材料(治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)

第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)

ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。

これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。


高周波による腋臭症治療について

当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。

この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。

大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。

ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。

診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。


治療内容・費用・リスクについて

ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。

治療内容

腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。

36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。

当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。

麻酔方法

当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。

マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

標準的な費用(税込)

  • ワキガ治療(両わき):385,000円
  • 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
  • 男性の合計費用:418,000円

上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。

においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。

治療期間・回数の目安

相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし

においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。

治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。

術後の生活について

シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。

施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。

施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。

主なリスク・副作用

痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。

針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。

局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。

麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。


未承認医療機器について

ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。

未承認医療機器である旨

ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

入手経路について

ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。

国内の承認医療機器の有無について

同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。

ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。

本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。

公的救済制度について

本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。

なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

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ここで読んだ内容はそのまま引き継がれます。結論を急がず、相談前に整理しておくとよいことを確認できます。