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AYABE CLINIC / CASE GUIDE

仕事や人前で気になる

仕事を休みにくく、人前に立つ機会が多い33歳の方

33歳男性仕事・人前休みにくい

役員職で対人場面が多く、治療後の生活への影響をできるだけ抑えたい希望が強かった症例です。

33歳男性。仕事上、人前での対応が多く、ダウンタイムを長く取りにくい状況で相談。翌日以降の業務への影響に配慮して方針を組み立てた症例です。

症例の読み物

商談の途中。 ふと、相手がわずかに身を引いた気がする。 帰りの電車。 つり革をつかもうとした手を、いつのまにか下ろしている。 会議室のドアを開ける前に、もう一度、上着の内側に鼻を近づける。 そんな小さな瞬間を、何年も、たった一人で続けてこられた方がいらっしゃいました。 その方は、三十三歳。 人と接する機会の多い、責任あるお立場の方でした。 においに気づいたのは、高校生の頃。 ご家族の何気ない一言が、きっかけだったそうです。 それから十数年。 朝、制汗剤を塗る。 昼、塗り直す。 人と会う前に、もう一度確かめる。 それが、考えるより先に体が動く、当たり前の日課になっていました。 誰にも、相談できなかったそうです。 仕事のできる方ほど、こういう悩みを表には出されません。 弱みを見せないこと自体が、その方の仕事の一部だったからです。 そして制汗剤を重ねるうちに、今度はその刺激で、肌の色が濃く沈んでいく。 においを隠すための習慣が、別の不安を生んでいく。 その出口の見えない繰り返しのなかに、長くいらっしゃいました。 —— 長く悩んでこられた方ほど、治療と聞くと、まず身構えられます。 痛いのではないか。 怖いのではないか。 その不安があるから、踏み出せずにいた —— そういう方を、私は数えきれないほど診てきました。 当院の施術は、眠っている間に終わります。 最初に、マスク麻酔を行います。 お顔にやわらかくマスクをあて、呼吸をすると麻酔ガスのためにほどなく、自然に眠くなってきます。 そのまま、すっと寝てしまう。 意識のないうちに、次の局所麻酔の注射を済ませてから、施術に入ります。 気がつくと、もう終わっています。 長いあいだ気を張り詰めてこられた方にとって、この「寝てしまう」という時間は、ただの麻酔ではないと、私は思っています。 何年も下ろせなかった肩の力を、ようやく下せる時間となるのです。 そこだけは、どうか私にお任せください。 —— ここで、ひとつ、医学のお話をさせてください。 おそらく、これまで誰も、あなたにこう説明しなかったはずです。 においのもとになる汗は、「アポクリン腺」という汗腺から出ます。 この汗腺は、暑いから働くのではありません。 「緊張」したときに、強く働きます。 つまり —— 大事な商談。 価格の交渉。 初めて会う方との、間合いをはかる、あの一瞬。 あなたが本気で向き合う「勝負どころ」でこそ、その汗は最も強く出ます。 これは、あなたが気を抜いているからではありません。 むしろ、逆です。 仕事に真剣な方ほど、この汗からは逃げられない。 それは弱さではなく、あなたが十数年、手を抜かずに走ってこられた証なのです。 長いあいだ、ご自分の心がけや努力が足りないのだと、責めてこられたかもしれません。 けれど、責めるべきものは、そこではありませんでした。 それを知っていただくだけでも、肩の荷は、少し軽くなるはずです。 —— そのうえで、正直に申し上げておきたいことがあります。 長く強い制汗剤を使ってこられた方は、肌に色素沈着が残っていることがあります。 施術のあと、それが一時的に、かえって濃く見える時期があります。 術後二週間ほどは、赤みも残ります。 これは、回復の途中で必ず通る、正常な経過です。 そこから数ヶ月かけて、肌は静かに落ち着いていきます。 良いことだけを並べず、都合の悪いことこそ先にお話しする。 それが、三十五年変えていない、私の流儀です。 —— 形成外科の医師として三十五年、私は一人ひとりの経過を、医学的に見つめ続けてきました。 腋臭症の施術は、においを消すためだけの施術ではありません。 においに奪われていた、人と向き合うための時間を、お返しするための施術です。 においを気にして過ごす日々は、こまやかな工夫の積み重ねです。 電車やバスでは、つり革に手を伸ばせば脇が開いてしまう。 だから、あえて手すりの棒のほうを選び、脇を閉じたまま、においが漏れないようにする。 服も同じです。 脇を閉じるように仕立てられた上着。 袖口の締まった服。 着たい服でなく、におわないための服を、選んでこられる。 鞄には、いつも替えのシャツ。 昼休みに、人目を避けて、トイレでそっと着替える。 それを、何年も、毎日続けてこられた方もいらっしゃいます。 学生の頃の一時の悩みとは違い、大人にとっては、仕事を続けるかぎり終わらない日課になっていく。 そうやって気を張り続けることが、いつのまにか当たり前になっておられる方が、少なくありません。 それもまた、長く一人で抱えてこられた証です。 施術のあと、何人もの方に、私はこういう変化を見てきました。 ご本人が気づくより先に、つり革に伸びる手や、鞄の中身が、少しずつ軽くなっていく。 においに向いていた気持ちが、目の前の相手や、その日の仕事へと、静かに戻っていくのだと思います。 十数年、ひとりで張り続けてこられた気を、ここで一度、ゆるめてみませんか。 急いでお決めになる必要はありません。 まずはお話を聞かせていただくだけでも、構いません。 あなたのペースで、お待ち申し上げます。

患者の声

「電車や職場で不安だったが、今は気にならなくなった」

医師の見立て

毎日お仕事で人前に立たれる患者さんが来院された時。 私はまず、においや汗そのもののお話だけでなく、「いかにして今の仕事を止めずに治療を行うか」という、現実的なバランスから一緒に考えていきます。 大切な商談。張り詰めた空気の会議室。そして、逃げ場のない満員電車。 社会に出て、人と人との距離がどうしても近くなる場面で、 「におっていないだろうか」「汗が染みていないだろうか」という不安が、ふと頭をよぎる。 一度その不安に心が囚われてしまうと、目の前の仕事や、相手との会話に、100%の力で向き合えなくなってしまうものです。 「毎朝電車に乗るのが、職場で人とすれ違うのが、ずっと不安だった」 診察室で、そう静かに打ち明けられる大人の方は、決して少なくありません。 大人は皆、頭では理解されているのです。 どうにかしなければいけないと。けれど、現実にはそう簡単に仕事を休むわけにはいかないということも。 そのジレンマのなかで、皆様、社会という場所で一人、見えない重荷を背負ってこられたのです。 だからこそ、当院でのビューホットの施術は、日帰りで完結することを大切にしています。 施術の翌日からは、いつものように服を着て、いつも通りに出社していただけます。 「仕事を休めない」という理由で、どうかご自身の心と身体を後回しにしないでください。 あなたの日常の歩みを止めることなく、その重荷をそっと下ろす。 そのための選択肢を用意して、こちら側でお待ちしています。

ご判断の材料(治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)

第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)

ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。

これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。


高周波による腋臭症治療について

当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。

この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。

大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。

ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。

診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。


治療内容・費用・リスクについて

ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。

治療内容

腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。

36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。

当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。

麻酔方法

当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。

マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

標準的な費用(税込)

  • ワキガ治療(両わき):385,000円
  • 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
  • 男性の合計費用:418,000円

上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。

においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。

治療期間・回数の目安

相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし

においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。

治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。

術後の生活について

シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。

施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。

施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。

主なリスク・副作用

痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。

針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。

局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。

麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。


未承認医療機器について

ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。

未承認医療機器である旨

ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

入手経路について

ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。

国内の承認医療機器の有無について

同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。

ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。

本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。

公的救済制度について

本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。

なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

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ここで読んだ内容はそのまま引き継がれます。結論を急がず、相談前に整理しておくとよいことを確認できます。