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AYABE CLINIC / CASE GUIDE

服の黄ばみ・汗ジミ・好きな服が着づらい

好きな服を気にせず着たいと考えて相談された38歳の方

38歳女性好きな服が着づらい汗ジミが気になる

汗ジミやにおいの不安で服選びが制限されており、日常の自己表現を取り戻したい気持ちが強かった症例です。

38歳女性。ファッションの制限が大きな悩みとなっており、服の色や素材を気にせず選びたいという希望で相談された症例です。においだけでなく、生活の自由度を高める視点で進めた症例です。

症例の読み物

朝、クローゼットの前に立つ。 手が、一着に伸びて、止まる。 これは脇に、汗ジミが浮くかもしれない。 これは色が薄いから、黄ばみが目立つ。 これは体に沿うぶん、隠せない。 そうやって一着ずつ戻していって、最後に残るのは、いつもの濃い色の、安全な服。 着たい服は、ハンガーにかかったまま、何年も袖を通せずにいる。 そんな朝を、繰り返してこられた方がいらっしゃいました。 —— においの悩みとは、少し違うところがあります。 においは、自分では気づきにくい。 だから、漏れていないかと、心の中で確かめ続けることになる。 けれど、シミは違います。 脱いだ服に、はっきりと残っている。 目に見える。 ごまかしようがない。 だからこの悩みを抱える方は、自分の中で揺れるより先に、人にどう見えているかへ意識が向きます。 腕を上げられない。 上着を脱げない。 明るい色を選べない。 不安が、外に向かってずっと働いている。 その緊張を、一日じゅう続けてこられた。 それは、気にしすぎではありません。 見える証拠が、目の前にあるのですから。 —— ここで、ひとつ知っておいていただきたいことがあります。 服に残るシミには、性質の違う二つがあります。 ひとつは、汗そのものによる汗ジミ。 これは水に近く、濡れて見えても、乾けば消えていきます。 もうひとつが、洗っても落ちない黄ばみ。 こちらは、においのもとになる深いところの汗腺から出る成分が、繊維の奥に染み込んで、居座ってしまう。 同じシミでも、出どころが違うのです。 だから、片方だけに手を打っても、もう片方が残ってしまう。 新しい白い服を買っても、また同じ場所が、同じように汚れていく。 その繰り返しに、疲れてこられた方を、私は何人も見てきました。 —— 汗そのものを抑えるなら、注射や、ミラドライという機器を使う方法もあります。 どれが合うかは、汗とにおい、どちらがどれだけ強いかで変わります。 この方の場合は、汗もにおいも強く、汗ジミと黄ばみ、その両方が服を諦めさせていました。 ですから治療では、浅いところの汗腺と、深いところの汗腺、その両方に届くように、熱を伝える深さを調整しました。 服を選べなかったのは、わがままでも、気にしすぎではありません。 相手が二つあったのですから、難しくて当たり前だったのです。 —— 正直に、お伝えしておきたいこともあります。 汗にも、においにも届かせる治療は、その分、肌への負担も大きくなります。 施術のあと、しばらく色が濃く見えたり、かさぶたができる時期があります。 これは、回復の途中で通る、正常な経過です。 良いことだけを並べるのではなく、こうした負担こそ、先にお伝えします。 注射のように、定期的に繰り返す必要はありません。 熱を加えられた汗腺は、その働きを失うからです。 —— クローゼットに眠っている、あの一着を、もう一度。 色のことも、素材のことも、気にせずに。 急いで決めていただく必要はありません。 遠方からのご相談でも、構いません。 まずは、お話を聞かせていただくだけでも。 あなたのペースで、お待ちしております。

患者の声

「においを気にせず、着たい服を着られるようになった」

医師の見立て

「本当はこの服を着たいのに」。 そんな言葉にならない思いを抱えて来院される方には、汗ジミの不安からくる日々の窮屈さを、まずは一つひとつ一緒に整理していくようにしています。 真っ白なブラウス。風通しの良い薄手のシャツ。あるいは、身体のラインに沿った美しい洋服。 ショーウィンドウで素敵だなと思っても、無意識のうちに「汗ジミが目立つから」「においが移ってしまうから」と、そっと棚に戻してしまう。 黄ばみですぐに服を買い替えなければならないという、現実的なご負担を抱えている方も少なくありません。それは、長く、静かに心を削るお悩みです。 着る服が制限されるということは、自分らしさを表現する自由が、少しずつ奪われていくということです。 だからこそ、施術後に「においや汗ジミを気にせず、やっと好きな服を選べるようになりました」とご報告いただく時。その晴れやかなお顔を見るのが、私はとても好きです。 選べる服の選択肢が増えることは、そのまま、毎日の生活の彩りが豊かになることにつながるからです。 そして、自由な服を楽しむために、もう一つ大切なことがあります。 それは「傷跡」です。 においや汗が消えても、脇に目立つ傷跡が残ってしまえば、今度は「傷跡を隠すための服」を選ばなければならなくなってしまいます。それでは、本当の自由を取り戻したことにはなりません。 当院で行うビューホットの施術は、メスを入れないため、傷跡が残らないという点に大きな意味があります。 ノースリーブでも、どんなデザインの服でも、心から安心して楽しんでいただける。 あなたのクローゼットに、もう一度自由を取り戻すためのお手伝いができればと思っています。

ご判断の材料(治療内容・費用・主なリスク・未承認医療機器 ViewHot)

第二部 ── ご判断の材料(全入口共通)

ここから先は、治療そのものについて、ご判断の材料をお伝えします。 治療の内容、麻酔、費用、期間、主なリスク、そして当院で用いる医療機器について、できるだけ正確に。

これらは、厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って、ご説明すべき事柄でもあります。 いま一度に読みきっていただかなくても構いません。お時間のあるときに、ゆっくりとご覧ください。


高周波による腋臭症治療について

当院で用いているのは、ViewHot(ビューホット)という高周波治療器です。

この治療では、36 本の極細の針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 においの原因の一つであるアポクリン汗腺に熱を加え、熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指します。

大きく皮膚を切開して汗腺を取り除く手術ではありません。 そのため、術後の固定は行いません。

ただし、皮膚の中に針を入れ、高周波による熱を加える医療行為です。 痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

また、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、1 回の治療だけでは十分でないことがあります。 効果には個人差があり、においが完全になくなることを保証するものではありません。

診察では、においの程度、皮膚の状態、年齢、体格、生活上のお困りごと、ご本人の受け止め方を確認します。 そのうえで、治療の適応があるか、1 回で経過を見るのがよいか、将来的な追加治療も含めて考えるべきかを、個別にご説明します。

なお、皮膚に赤みや炎症がある方、ステロイドを使用中の方は、肌の状態によって、施術をお受けいただけないことがあります。 その場合は、肌の状態が落ち着いてからご案内します。


治療内容・費用・リスクについて

ご判断いただくために、大切なことを、順にお伝えします。 当院で行う腋臭症治療は、保険が適用されない自由診療です。 治療内容、費用、治療期間・回数、主なリスクについて、あらかじめお伝えします。

治療内容

腋臭症に対して、ViewHot(ビューホット)を用いた高周波治療を行います。

36 本の極細針がついたチップを脇の皮膚にあて、針先から高周波エネルギーを加えます。 アポクリン汗腺に熱変性・凝固を起こすことで、においの軽減を目指す治療です。

当院では、年齢や性別を問わず、すべての方にマスク麻酔を用い、眠っている状態を確認したうえで、局所麻酔と施術を行います。

麻酔方法

当院では、腋臭症治療を受けるすべての方に、マスク麻酔を用います。 眠っている状態を確認してから局所麻酔を行い、その後に高周波治療を行います。

マスク麻酔の効き方、眠りに入るまでの時間、目が覚めたあとの状態には個人差があります。 麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

標準的な費用(税込)

  • ワキガ治療(両わき):385,000円
  • 男性は治療範囲が広いため、33,000円が加算されます
  • 男性の合計費用:418,000円

上記には、麻酔費、薬代、固定材料費、術後診察費を含みます。 なお、通常は術後固定を行いません。

においの残存や再発などにより、追加の治療を検討する場合があります。追加治療を行う場合は、その必要性、治療内容、費用を事前にご説明します。

治療期間・回数の目安

相談・診察:1 回以上 施術:1 回(においの程度により、追加の施術を行う場合があります) 術後診察:必要に応じて実施 固定:なし

においが比較的軽い場合は、1 回の治療で経過を見ることがあります。 一方で、においの程度が強い場合や、より高い改善を希望される場合には、複数回の治療が必要になることがあります。

治療効果には個人差があります。 1 回でにおいが完全になくなることを保証するものではありません。

術後の生活について

シャワー浴は、当日から可能です。 入浴も、患部を浴槽につけない範囲であれば当日から可能です。

施術後3日ほどは、患部を強くこすらないようにしてください。

施術当日は、通学・通勤はお控えいただくことをおすすめします。 多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

日常の動作や軽い運動、腕を大きく動かす動作は、多くの場合、翌日から可能です。 体育や部活動などの激しい運動は、施術後3〜5日ほどお控えいただくことをおすすめします。 ただし、痛み、腫れ、赤み、違和感が強い場合は無理をせず、診察時の指示に従ってください。

施術した部位の脱毛は、術後2〜3週間ほどたってからにしてください。

主なリスク・副作用

痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死などが起こることがあります。

色素沈着は、もともと肌の色が濃い方に出やすい傾向があります。 回復のしかたには個人差がありますが、多くの場合は、時間とともに目立たなくなっていきます。

針を用いる施術のため、針穴の赤み、かさぶた、熱傷、感染、瘢痕が生じることがあります。

局所麻酔の注射に伴い、痛み、内出血、出血などが起こることがあります。 脇の下は胸郭に近い部位であるため、非常にまれですが、針先が深く進んだ場合には胸部に影響が及ぶ可能性があります。 当院では、そのようなリスクをできるだけ避けるために、マスク麻酔で眠っている状態を確認してから局所麻酔を行います。

麻酔に伴い、眠気、ふらつき、吐き気、嘔吐、呼吸状態の変化などが起こることがあります。

実際のリスクや注意点は、患者さまの状態や施術内容によって異なります。 診察時に、個別にご説明します。


未承認医療機器について

ご判断にあたって、必ずお伝えしておかなければならないことがあります。

未承認医療機器である旨

ビューホット(ViewHot)は、医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

入手経路について

ビューホット(ViewHot)は、韓国 Shenb 社で製造されたものを、メトラス株式会社を通して、医師の判断により個人輸入しております。

国内の承認医療機器の有無について

同一の成分や性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。

諸外国における安全性等に係る情報

ビューホット(ViewHot)は、韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を受け、欧州 CE マークを取得しています。

ただし、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。 また、治療効果や安全性には個人差があり、重大なリスクがすべて明らかになっているとは限りません。

本治療に伴う主なリスクとして、痛み、腫れ、赤み、内出血、色素沈着、皮膚の硬さ、しびれ、左右差、においの残存、創部治癒遅延、皮膚壊死、熱傷、感染、瘢痕、麻酔に伴う眠気・吐き気・呼吸状態の変化などが起こることがあります。

公的救済制度について

本治療は未承認医療機器を用いるため、万一、健康被害が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象とはなりません。

なお、未承認医療機器の個人輸入に関する一般的な注意事項は、厚生労働省のウェブサイトでもご確認いただけます。

相談へ進む

ここで読んだ内容はそのまま引き継がれます。結論を急がず、相談前に整理しておくとよいことを確認できます。